大津中央公園にある「ゾロ像」。「ONE PIECE熊本復興プロジェクト~麦わらの一味、ヒノ国復興編~」の事業の一環で2022年1月22日に設置されたものです。県内9体目の像で、当初予定されていた麦わらの一味の中では最後の設置となりました。
そんなゾロ像の魅力を紹介します!
ゾロ像の魅力!細部までこだわり抜いて再現!
その魅力は細部までこだわり抜いた表現によって生み出された迫力です。ゾロの鍛え上げられた筋肉まで細かく再現。力強さを感じさせてくれます。身につける3本の刀「和道一文字」「三代鬼徹」「閻魔」も、柄の模様から刃紋に到るまで高いクオリティで作り込まれていて、ファンにとってはたまらない作りになっています。
熊本地震からの復興の象徴として
大津町にゾロ像が設置された経緯には、剣道が盛んな地域性が理由として挙げられます。
大津町は剣道が盛んで、全国レベルの強豪道場もあり、子どもたちは鍛錬を積み、多くの成績を残しています。
子どもたちが稽古に励んだ武道場も熊本地震で被災し、生活が一変した大津町。メディアで取り上げられることは少なかったものの、家屋の倒壊、道路や水道などのライフラインの寸断、江戸時代に宿場町として栄えた街並みや歴史ある建物、史跡も被害を受けました。
そんな大津町には、「戦闘員」のゾロが駆け付けます。大津町の剣道が盛んな土地柄を活かして、子どもたちと広場で剣の修行を重ね、地震に負けない町づくりを目指します。(大津町ホームページより)
このように、剣士であるゾロが大津町の復興に駆け付けてくれたんです。
場所は大津中央公園
ゾロ像は肥後大津駅から徒歩5分ほどの場所にあります。車でお越しの際は、国道57号線から入るとダイレックス大津店の裏側辺りになります。週末になると、多くの方が見学に訪れているので、譲り合いながら見学・撮影してくださいね。